総合スポーツ&カルチャー ワコロコ

健康体操教室

【健康体操】ループバンドで身体の連動性を高めましょう!

こんにちは!
健康体操の中川です。

10月も暮れ。
だんだん気温も下がってきて、
ダウンジャケットをお召になられる方もちらほら(私も)。

寒さに負けずに
しっかり運動習慣をつけるため、体操をスタート。

今日のメインテーマは、
「ループバンドを使ったトレーニング」

体に負担をかけすぎずに
しっかり鍛えられるループバンドは、
生徒さんにも安心して使っていただけます。

 

今回の目的は、
「肩こりや猫背の改善」と
「転倒防止につながる上半身と下半身の連動」。

年齢とともに筋肉が固まりやすくなりますが、
少しずつ動きを入れることで、しっかり改善されていきます。

 

1つ目は、バンドの両端をそれぞれ右手左手で持って、
前から頭の上を通して背中までバンドを回す、
などの動きを入れることで、肩全体の可動域を広げます。

(肩関節は、片方だけで約20個の筋肉があります!)

毎回少しずつ柔らかくなっているのを感じられる方も多いのではないでしょうか?

2つ目は上半身と下半身の連動です。
転倒防止のためには体全体を使った動きが重要。

2〜3人組になって、
後ろからバンドを支えてもらい、
前方に向かって力を伝える練習をしました。

ものを押したり引っ張ったりする時に、
腕だけでなく、全身の力を連動させて大きな力を発揮します。

これができたら全て安心、というわけではありませんが、
転倒防止以外にも、
地震で倒れてきた家具を押しのけたり、
誰かを引っ張って助けたりする、などの状況も想定して、
少しでも状況を打開できる可能性を高め、
自分自身が動けるようにしておくのが、とても大切です。

あとは、
ラダートレーニングでリズムよく歩きました。
なかなか難しい動きもありましたが、少しずつ上達していく姿は本当に素晴らしいです。

何気ない日常動作も、
身体の使い方ひとつで結構変わったりします。

身体を鍛えることはもちろん、
少しずつ体の感覚を整えていくことも大切です。

運動を続けて、健康を積み重ねましょう!

中川