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野球スクール

強度な練習のやりすぎは、体の成長へ悪影響!

子ども達から、

「投球練習で130球も投げ込んだ!」
「この前一日練習の後、3km走った!」

などなど耳にします。
長い時間やり抜く忍耐力は今後必要になってきます。
ですが、小学生の時期に強度な練習をやりすぎると、成長が止まる可能性があります。

まず骨の成長は、骨の端にある「骨端線(軟骨)」の部分が伸びて、それが骨に置き変わることで大きくなります。このことを骨端線が開いているといいます。
大人になっていくにつれて、骨端線が固くなり成長が止まります。これを骨端線が閉鎖するといいます。

これが子どものときに強度な練習をしすぎると、骨端線が擦れて、早いうちに閉鎖してしまいます。
ようするに成長が止まってしまいます。

せっかくの成長期なのに過度な練習で成長が止まってしまうのは、非常にもったいない。

それにスポーツは身長が高い選手の方が、圧倒的に有利です。
身長に関しては、大きくなってからでは伸ばすことはできません。
成長期というこの時期がとても大事になります。

「投げ過ぎ」
「走り過ぎ」
「打ち過ぎ」

などやり過ぎることは控え、体の成長のために力を注ぐようにして、目のトレーニングや頭を使うトレーニングなど負荷の低いトレーニングを多く行っていきましょう。